前回の木曽川水系の釣行では、アマゴとイワナがサイズは伸びないものの満足な数が釣れたので今回はヤマメを狙いに行こうと計画。(前回の釣行記から随分、間が空いていますが、中部地方は只今、サツキシーズンの真最中。この空白の時間は、全てサツキ狙いに時間を費やしていたのです。長良川、揖斐川、天竜川、大井川と、もう何度足を運んだことか。でも、釣行記をUP出来ないから結果は言わなくても分かりますよね。)
さて、本題に入りますが、釣行前日にお客様のMさんと庄川水系に行く事を弊社社長の毛利に話しをすると「俺も一緒に行こうかな。」と。そんな訳で今回は3人での釣行が決まりました。最近、社長が新しくキャノンのコンパクトカメラ「Power Shot G10」を購入したらしく、その性能を試したいと言っていたので今回の釣行記の写真は社長にお任せ。
この庄川には、世界遺産にも登録されている『白川郷・合掌造り集落』があり観光名所としても有名な所。「世界遺産になる前はよく泊まりに来たなぁ。」と社長。「えっ?泊まれるのですか?」と聞いてみると、「その当時は、一泊2食付で7000円くらいだったよ。しかも2,3日前に電話すれば意外と泊まれたけどね。今は、そうは行かないだろうけど。」、「体はリフレッシュできるし、タイミングが合えば茅葺屋根の葺き替えが見れたりもするよ。凄い迫力だよ!あと、事前にその葺き替えのボランティアも募集するから一度手伝ってみたら?でも、一番綺麗で幻想的な雰囲気を出すのは、やっぱり真冬の1月、2月だね。釣りとは別に来たほうがいいかも。」と詳しく説明してくれました。
5月26日。早朝3時、ショップに集合、社長の車で出発。車中では、社長が「今の時期ならダム湖『御母衣湖・鳩谷ダム・椿原ダム』でタイミングが良ければ「大イワナ」や「大ニジマス」が釣れるかも!」と、大きな言を。その言葉を鵜呑みにMさんと僕はテンションが上がりヤル気満々!
東海北陸自動車道を約2時間、荘川ICを降りてすぐ、まずは試しにと庄川本流でヤマメ狙い。入渓してすぐ小さいヤマメがヒット!上流を釣り上がる社長もかわいいイワナとヤマメが釣れた模様。しかし、先行者が2人いたので30分程度で終了。
車を下流側へ走らせ御母衣ダムへ。「釣れる雰囲気を感じないね。」と次の鳩谷ダムへ。「全く気配を感じないね。」と最後のダム、椿原へ。椿原ダムは、放水があり雰囲気プンプン!早速、渓流タックルから、本流タックルへチェンジ。いかにも大物が潜んでいそうな感じがするポイントまで少し厳しいウェーディング。水深があり、流れも強かったので最初は、ヒラ打ちのハンプ70Sでアップクロスから。続いて、シュガーディープ70Fでアップクロスに入れて一気に潜らせ底を狙う。数十投するが生命反応は無い。対岸の崖には、カモシカが姿を見せてくれたが、魚の姿はなし。しばらくすると、社長にヒット!30cmのレインボーが立て続けに2本、そして25cm位のレインボーがさらに1匹。スプーンで対岸の駆け上がりでゆっくり川底付近を流したら釣れたとの事だったので、早速、Mさんと僕は同じくスプーンにチェンジ。結果は、20cmくらいのレインボーが1匹。ここで椿原ダムに見切りをつけ、ヤマメ狙いもイワナ狙いに大幅に変更。
庄川の支流「大白川」へ。ここは去年、スタッフの笹俣と一度に訪れた川で、渓相もよく、マイナスイオンたっぷりの渓流。工事の為、ゲート手前で車を駐車。近くに巣があったらしく、数匹の大きなクマバチが威嚇のホバーリングを始めた。どうやら車の振動が彼らを怒らしたみたい。あまりの迫力にゲートを越え少し距離を歩いてから入渓。
濁りはなく、水量は平水、水温は11度、天気は曇りから陽が差し始めた。様子を見る為に僕が先行。この日は、F,スタッフ朝賀のオススメカラー『ブラック』のミノーをチョイス。『いかにも』と思うポイントを攻めていく。早速、イワナのチェイス。魚の反応はかなりいい。細かくルアーチェンジをしながら今日のパターンを見つけ20cmほどの綺麗なイワナがヒット。リリースしようとすると社長が、「この先、万が一もあるから一枚写真を撮っておこう!」と写真撮影。社長との釣行は久しぶり。どうも今日はこの先、釣れないと思われているようで悔しい・・・・・・まだまだ信用されていないらしい。しばらく釣り上がり、大体のパターンを見つけたところで今度は、Mさん先行。Mさんは、ポツポツ釣れるも、フッキング寸前でイワナが引き返していくことが多い。そこで、Mさんにアドバイスをしながら一緒に釣り上がる。イワナが着いていそうなポイントやルアーのセレクト&アクション、トレースコース、立ち位置、最適なキャスティングなどの説明&デモを繰返しながら攻めていくとMさんに連続ヒット。Mさんもお気に入りの新しいランディングネットで次々にランディング。休憩がてら社長がMさんに写真を撮る時の魚の持ち方、姿勢などのアドバイスしている。僕もこっそり聞いていて勉強。
ちなみにこの日のパターンは、ローリング系よりもウォブリング系。フローティングよりもシンキングが良かった。ルアーは、mt:ⅰ、M-REVO50S2、アレキサンドラ50HW,そして最近発売されたバイト5.5gが特に調子が良かった。カラーは、グリーン系とリアル系。朝賀お勧めの『ブラック』は残念ながらイマイチだった。
休憩後も、Mさんと釣り上がり、ポイントを交互に攻めていく。各ポイントから思った通りにイワナが出てくる。今日はとても楽しい。途中、川が二股に分かれ、右岸側は攻めるのが難しそうだったので僕達は左岸側を選んだ。後を確認すると社長の姿が見えなくなった。どうも僕等が先行していない右岸側を選んだらしい。少し先で休憩しながら社長を待っていると、なにやら嬉しそうに歩いてくる。話しを聞くと、「尺はあるイワナがいたよ!釣れなかったけど。」との事。右岸側は攻めるのは難しいが、かなり魚影が濃いらしく一日分釣ったみたい。
その後、約3km程度ゆっくり釣り上がり終了。3人とも満足出来るくらいのイワナと出会えた。アベレージサイズは、20cm前後、少し25cmのイワナが混じるほどのサイズではあるが、どの魚も綺麗なイワナで、イメージ通りの釣りで釣れたから嬉しさは倍増。今日は、庄川から始まり、御母衣ダム(見ただけ)、鳩谷ダム(見ただけ)、椿原ダム、大白川と結構廻った。車まで戻る途中、Mさんが「今日はとても楽しい釣りが出来た。ありがとう。山本君のポイントが少し上がったよ!」と笑顔で声を掛けてくれた。僕には、それが一番嬉しかった。
帰りの車中、次回も大白川に来ようと思って、社長に話しをすると、「一年に何度も同じ川に行くよりも、行ったことの無い川を歩いた方が釣りは楽しいよ。その方が魚釣りは上手くなる。また、その土地々で美味しいものも沢山食べれるし、なによりいろんな出会いがあるから面白い!」と社長のお決まりの明言。これからはまだまだ行った事の無い川が沢山あるので、未知の川に挑戦したいと思っている。次回は未知の川、早くもボウズの気配が出ていますが、また山本の釣行記をお楽しみに!
