キャスト1投目。アマゴのチェイス!パーマークと朱点がハッキリと確認できた。「ひょっとして今日はいい?」と心の中でニヤついた。
キャスト2投目。数匹の魚が猛烈にチェイス!ヒット!だが、水面に上がってきたのは黒い筋が入ったウグイ・・・・・・。
今回のフィールドは、和良川とその支流。まずは『土京川』から。ロッドとカメラ機材を背負いワクワクしながら谷へ降りていったのだったが・・・・・・。
数百メートル釣り上がるもウグイの猛攻撃で一向にアマゴが釣れない。描いていたイメージとは随分な違いだ。今度は『和良川本流』を攻めてみた。「ダメだ!」。再度、支流へ。『鹿倉川』『オンボ谷』『東洞』『鬼谷川』と次々と支流を攻めてみる。「ダメだ!」。何とか“1匹”と思い、攻め続けるが、心が折れそうになってきた。
「あっ、もう12時だ。お昼ご飯にしよう。」しかし、「暑い!」。ポタポタと滴る汗。「お昼ご飯の前に水だ!」。車まで戻る道程は暑さと釣果のせいか、やけに遠い。今日のメニューは、“焼きおにぎり”と“焼き鳥”。あれ?どっちだっけ?オニギリを先に焼いてから醤油をかける?それとも醤油を垂らしてからオニギリを焼く?どうにか出来上がった“焼きオニギリ”と“焼き鳥”。美味しそうでしょ!「お昼ご飯のバリエーションが少ない僕に、他にも簡単で上手く作れる“料理”誰か教えてください。」
お腹が満たされたら少し余裕が出てきた。一匹も釣れてないのに・・・・・・。そうだ!こう思う事にしよう!「今日は、誰がやっても釣れない!」「きっと、お盆休みのプレッシャーだ!」僕は、車にロッドを置き、カメラだけ持って散策に出掛けることにした。『川の流れ』『道端に咲く花』『収穫間近の稲』『綺麗に円網を作る蜘蛛』僕は、被写体を見つけてはシャッターを切った。気分はプロカメラマン。
明日のフィールドは、九頭竜川支流の『打波川』。今回は、贅沢にも、キャンプではなく、宿を予約してある。早速、宿泊先の「ホテルフレアール和泉」に向かう。
一人で使うには広すぎる客室、“美味しい料理”と“キーンと冷えたビール”、“大浴場の九頭竜温泉”は今日の疲れを癒してくれた。
午前9時。朝食のバイキングを堪能した僕は最初のポイントに到着。『打波川』の印象は瀬あり、渕ありの僕にはとても理想的な流れ。チェックアウトの際、「下流から中流は、お盆に相当な釣り人が入りましたから、出来るだけ上流に行くといいですよ。でも、“熊”と“アブ”には気を付けてくださいね。」とボーイさんが声を掛けてくれた。
早速、ロッドを片手にカメラをお気に入りのSEAL LINEの防水バッグに入れて釣り上がる。今回、初めて使うhandmade minnowの“Na.Craft Balsa53S”と“Rei’s Lure 55S”。まずは、Na.CraftのBalsa53Sをチョイス。ルアーが落ち込みから岩裏に入った瞬間、ポン!ポン!と軽くトゥイッチすると岩蔭から黒い魚体がスーッとルアーに急接近!反転と同時にドラグが“ジーッ!”と鳴り響く!見事ネットインしたのは27cmの見事なイワナだった。その後も、何かに取りつかれたように次々と岩蔭からイワナ達が出てきた。Na.CraftのBalsa53Sは「ただ巻きでは動かなくていい・・・・・・。」ビルダーさんの意図とするのが少し解ったような気がした。
今度は、Rei’s Lure55Sを試してみる事に。岩裏の反転流の一番奥へキャスト。着水と同時に表層をリズミカルにトゥイッチする。ヘッド&テールで勢いよく水面を割って出てきたのは、あと1cm足りない泣き尺イワナだった。「今日は最高だ!」昨日の事もあるし、「1匹釣れたら満足!」と思っていたのに・・・・・・。Na.CraftとRei’s Lureをポイントごとに交互に使い分けその後もイワナ達に遊んでもらった。
今日は、もう一つの新作handmade minnowを持ち込んでいた。それは、“Suzuki minnow”。これは、釣れなかった。(笑)これ、実は僕がビルダーさんの見様見真似で作ったミノー。今回は、特に説明することもないので、またの機会に。
前回のスタッフ研修釣行で身に付けたテクニックや撮影技術を思い出しながら過ごした“あっ”という間の2日間。自然、渓魚、出会った方々に感謝。