工房 Owl 特設ページ
工房 Owl 特設ページについて
阿寒湖の湖畔、釣り人には有名なホテルエメラルドの向いに“工房Owl”という小さなお店がありました。そのお店の店主の井上さんが昨年11月
の末に、病のため、この世を去りました。享年52歳。
彼は、20年ほど前に阿寒湖の湖畔で、このOwl(アウル)というお店を始めたそうです。僕が彼と初めて会ったのは、17、8年ほど前に釣り旅をしている時でした。当時の阿寒湖は、それほど釣り人の姿もなく、何が釣れるのか?釣りをしても大丈夫なのかな?と心配するほど。好んでアメマスを狙う人など皆無に等しかったと思います。そんな頃から「阿寒湖のアメマスは綺麗ですよ。黄金色の特有の輝きと朝焼けの中でライズを狙って釣るこの湖のアメマス釣りは格別です。またチャンスがあれば、是非!遊びに来てください。」と、彼が熱く語ってくれたのを記憶しています。以来、一昨年前まで毎年欠かさず、阿寒湖へ彼とアメマスに会いに出掛けるようになりました。ご存知の方も多いと思いますが、釣れなかった時は、お店の入口に飾ってあった大きなアメマスの彫刻で記念写真を撮ったりして釣り人を楽しませてくれる悪戯な井上さんも、とても印象に残っています。ちなみに僕も一度だけ、あのアメマスで写真を撮っています。
昨年は「不景気でお店を一時的に閉じようと思っています。」と聞いていたので阿寒湖には出掛けなかったのですが、病と闘っていたのだと後で知らされた時は胸が熱くなりました。彼は手術後、お店を移転して再開、10月まで元気に営業していたのですが、病が再発してしまい、とても残念な結果になってしまいました。そんな彼と最後に話したのは10月の上旬のこと。「10月末の阿寒湖のイベントに参加しない?」「ごめんなさい。無理っぽいです。また、来年の5月に行きます!」「わかった。それじゃ、また5月に!」
勿論、今年の5月には、彼が見守る阿寒湖と彼の愛したアメマスに会いに伺うつもりです。
井上さんの奥さんにはお店を続けて欲しいと思いますが、彼女にも整理する時間と考える時間は必要だと思います。僕も少しでも役に立ちたいという気持ちと阿寒湖に訪れたことのある釣り人なら、誰もが知っている工房Owlの商品をご案内したいと思い、お店で販売させて頂きます。
工房Owlの商品の売上げに関しましては、全額、井上さんの奥様へお送りします。僕の個人的な思いが強い話ですが、皆様にもご協力お願い申し上げます。
ザ・ナチュラリスト リバーサイド 代表 毛利 健二